世界ランキング3位の実力を見せ付けた。国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」の初日。招待選手として出場しているルーク・ドナルド(イングランド)が“65”をたたき出し、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、谷原秀人と並んで首位タイスタートを決めた。
5年ぶり参戦のL・ドナルド「ティショットが重要」
ドナルドはINからスタートすると11番でバーディ。14番で2つ目のバーディを奪うと、16番からは3連続バーディを奪い、前半で一気に上位に浮上して見せる。後半は2つのボギーでスコアを落としたものの、終盤7番、9番とバーディで盛り返しリーダーズボードの頂点に名前を載せた。
6番で3パットがあったもののこの日のパット数は“26”と、483ホール連続3パットなし世界記録保持者の力を存分に見せた。「このコースはピンの上につけるとパッティングが難しくなるので、ピンの下を狙っていくのがテーマ」と、徹底して安全なポイントに正確なショットを集めリスクを管理。体格で劣る海外ツアーでも生き残るために身につけたマネジメントとショートゲームでバーディを量産して見せた。
「まだ3日間あるので、同じ気持ちで良い成績で上がって来たい」。余裕すらうかがえるえるポーカーフェイスに自信がにじんだ。