千葉県にある袖ヶ浦カンツリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」は3日目を終えて、藤田寛之とドンファン(韓国)がトータル8アンダーで首位タイ、1打差3位タイに小田龍一、谷口徹、すし石垣が並んでいる。
勇太、執念の“67”でギリギリ予選通過!
ラウンド後の記者会見で開口一番「会見は東建以来ですね(笑)」と笑った小田龍一。OUTスタートだった今日は、1番をボギーとするも、5番から4連続バーディとし3つスコアを伸ばし折り返す。後半も3つスコアを伸ばし、全選手中最小の65で回り3位タイに浮上。
浮上の原因は、年下だが“師”と仰ぐ池田勇太だった。「池田(勇太)先生に今朝ちょっと言われた事を意識して、やるだけやったという感じです」と、師匠のアドバイスが利いたことを明かした。
ショットの調子が悪く、どちらかというとラフから打つ方が良いという小田。実際「今日はラフからのフライヤー計算したショットがうまくいきました」。硬いグリーンで止まるよう、高さを意識して打ったショットがはまった。「今やっていることがうまく行けば、今日みたいにパターが入ってくれれば優勝のチャンスが少しはあるかも」とポジティブな心境で3年ぶりの勝利をつかみに行く。