「私もオデッセイのフィッティング資格(オデッセイマスター)を持っていますが、当店でもパターが苦手な人にはまずフィッティングを薦めています。というのも、パターはドライバーやアイアンのように初心者向けとかやさしいモデルがあるわけではなく、初心者でも小振りなブレードタイプが使いやすいという人もいれば、上級者でも大型マレットがフィットしたりすることがあります。だから、パターこそフィッティングをしないと自分に合うモデルがわかりにくいと思います」
―なぜ、最近はフィッティングをする人が増えたのか?
「パターが苦手な人にフィッティングを薦めることもありますが、もう一つはパター価格が高騰してきた影響です。数年前は人気パターでも2万円前後で買えたので『買ってダメなら売ればいい』と思っていたかもしれません。でも、今はパターの価格が5万円以上するモデルが増えてきたので、それだけの金額を出すなら、しっかりフィッティングをして選びたいという意識になってきたと思います」
ゴルフ歴が長くても、なかなか自分に合うパターが見つからないと悩んでいる人は多い。そんな人にこそパターフィッティングがオススメだ。