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永野竜太郎が使う“線がない”ビンテージ風カスタムパター、近く一般ゴルファーも入手可能に

永野竜太郎が使う“線がない”ビンテージ風カスタムパター、近く一般ゴルファーも入手可能に

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2022年6月28日 19時30分

ビンテージ風な永野竜太郎の線がないカスタムパター
ビンテージ風な永野竜太郎の線がないカスタムパター (撮影:上山敬太)
「色がかっこいい。古い感じに見えるでしょ。カッパーの昔のアンサーみたいな感じで」と永野竜太郎が自慢げに見せてくれたのはピンの新作パター? と思ったら、フェースには『PLD』と文字が刻まれている。実はこれ、ピンの削り出しパター『PLD』のカスタムモデルなのだ。

永野竜太郎の銅色カスタム、市販品とどこが違う?【写真】

マレット型の『PLD DS 72』のカスタムモデルは永野だけでなく、世界ランキング8位のビクトル・ホブラン(ノルウェー)も使っている。市販品はシルバーのサテン仕上げだが、ホブランは黒っぽい仕上げ、永野は銅色仕上げで使っているうちにどんどん色が変わっていき、経年変化が楽しめるという。

また、市販品に入っている白いサイトラインが永野のパターにはない。「線があるのも使っているけど、マレットでやさしいから、線を入れないほうが神経質にならなくていい」と、あえて入れなかった。

フェース面のミーリングも市販品より浅く、永野が好む「打感は硬すぎずやわらかすぎず」という要望が反映されている。ミーリングが深いと、永野にとっては打感がやわらかすぎてしまうのだ。ミーリングを入れずにフラットにすることもできたが「溝がないと滑りそうなイメージがある」と永野。それで浅いミーリングを入れた。

実はこのカスタム、近い将来、一般ゴルファーにも運用される予定だとピンの担当者が明かす。「素材によってできる色とできない色がある」というが、従来のヘッドタイプ、重さ、ライ角、ロフトといったパターフィッティングと合わせれば、世界に1本しかない自分だけのパターを作製できる。お値段もそれなりにかかりそうだが、これを作ったら、もう入らなかったときの言い訳はできない!?

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