キャリーで300ヤード超えも! 中島啓太のドライバースイング【連続写真】
小学1年からゴルフをはじめ、15年、中学3年生で出場した「日本アマチュアゴルフ選手権」では決勝に進出するも、高校2年生の金谷拓実に敗れた。18年は、「オーストラリアンアマチュア選手権」、「アジア競技大会」で優勝。20年11月には、日本人最年少記録となる20歳5カ月1日で、世界アマチュアランキング1位の座に輝いた。
21年はさらなる活躍が見られた。それまで2位が3度あった「日本アマチュアゴルフ選手権」を制すと、8月には、アマチュア世界No.1の称号でもあるマコーマックメダルを受賞し、22年の「全米オープン」と「全英オープン」の出場権を獲得。
9月の国内男子ツアーの「パナソニックオープン」では、永野竜太郎をプレーオフで下し、ツアー史上5人目のアマチュア優勝。そして11月の「アジアパシフィックアマチュア選手権」では、松山英樹、金谷拓実に次ぐ日本勢3人目の栄冠を手にし、22年の「マスターズ」の出場権を獲得した。
そのメジャーでは、世界の分厚い壁に跳ね返されている。マスターズでは、イーブンパーの19位タイから出た2日目にバーディなしの5ボギー・1ダブルボギーの「79」と崩れ予選落ち。「こんなに難しいんだと思った。全部がレベルアップしないとだめかなと思う」と涙を流した。
