初シードを獲得した池上憲士郎（けんしろう）がブラック＆ホワイトとウェア契約を締結。今年は同ブランドが展開するBlack＆White WHITE Line（ブラックアンドホワイト ホワイトライン）を身にまとってツアーを戦うことが発表された。

昨年「フジサンケイクラシック」で2位に入り名を上げた、ゴルフ界のケンシロウが新たな武器を手に入れた。これまでも何度か着用機会があり、「老舗のブランドらしく機能性が高いうえに、若い人向けのデザインでかっこいいなと思っていました」と憧れていたホワイトラインのイメージキャラクターに就任。同ブランドは、女子プロは昨年から成田美寿々が着用しているものの男子プロはおらず、第一号に抜擢となったことに驚きながらも、「光栄ですね。とてもうれしいです」と目を輝かせた。

デザイン面はもちろん、機能面のサポートが大きな後押しとなりそうだ。「ゴルフの動きを考えてデザインされているから、スイング中に引っかかることもないですし、厚着をしても振りやすい。夏物は涼しいですし、冬物は暖かい。それがすごく分かります」とこれまで以上にゴルフに集中できる環境が整った。

何よりも「めちゃくちゃいいですよ、ホントに！」と絶賛したのが合羽。「晴れの日に着ていても分からないくらい溶け込んでいます。もちろん、スイングの邪魔にもなりません。風も通さないので夏場の急な冷え込みとかにも対応できそうです」。同じくホワイトラインを着用する成田美寿々も「今まで私は（動きづらくなるので）着なかったのですが、これなら着られます」と驚いた雨具は、昨年苦戦した梅雨時期の成績を向上させてくれそうだ。

初めてフル参戦となる22年の戦い。「今季はとにかく勝ちたい。1勝して最終戦にも出られるように頑張りたいです」。ホワイトラインを身に付けて、白星を挙げてみせる。