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小鯛竜也は46.5インチを使用中、石川遼は47.5インチをテスト 今年は日本でも“長尺”がトレンド入り?

小鯛竜也は46.5インチを使用中、石川遼は47.5インチをテスト 今年は日本でも“長尺”がトレンド入り?

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年6月10日 11時30分

小鯛竜也は46.5インチの長尺ドライバーで飛距離を伸ばしている
小鯛竜也は46.5インチの長尺ドライバーで飛距離を伸ばしている (撮影:鈴木祥)
5月の「全米プロゴルフ選手権」では、フィル・ミケルソン(米国)が47.75インチ、の長尺ドライバーを投入して、メジャー史上最年長の50歳で優勝。大きな話題となった。日本に目を向けてみると、石川遼は来週に控える「全米オープン」に向けて、47.5インチのドライバーをテスト。同じく全米オープンに出場する浅地洋佑は、現在45.75インチを使用しているが「全米オープンが終わってから46.5インチを試したい」と語っている。

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もともと45.5インチを使っていた小鯛竜也は、昨年12月に行われたワンデートーナメント、「ゴルフ日本シリーズJTカップpresentsネクストプレーヤーズカップ」から46.5インチを投入した。今年もこれまで46.5インチで試合を戦っている。

「今年に入って47インチのドライバーもけっこう練習しましたが、結局いまは46.5インチに落ち着きました。2年前に比べたら10〜15ヤードくらい飛距離は伸びている。ヘッドスピードも50m/sくらいだったのが、いまは振ったときに53m/sとか54m/sが出る。キャリーで300ヤードは行きますね。風でフォローだったら(トータルで)335ヤード飛んだときもあります。ちょっと疲れているときとか、寒くて体が動かない冬場に、自分のパーセンテージを落としてもそこそこ飛んでくれる」と小鯛は長尺化のメリットを感じている。

ルールの上限は48インチ。だったらもっと伸ばせばいいと思うかもしれないが、ドライバーの長尺化には、ミート率が落ちる以外に2つの問題が起こる。1つは長くすることで、ヘッドが重く感じて振りにくくなること。もう1つは同じロフトのドライバーではボールが上がりすぎてしまうことだ。ミケルソンは189グラムと軽量で、ロフトを5.5度に立てたプロトタイプで対応していた。

小鯛は2つの問題にどう解決したのだろうか。「シャフトはVENTUS(ベンタス)の黒を入れて、カウンターバランスが利いているから思い切って46.5インチにいけたんです。しかもVENTUSの特性なのか、長くしても意外とスピン量が減った。僕のドライバーのリアルロフトは8度のプロトタイプですけど、いまは7度くらいのヘッドを注文しています。それで47インチいってやろうかなと」。

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