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金谷拓実は毎日“左足下がり”からアプローチし、“水平器”を使ってパッティング【プロたちのモーニングルーティン】

金谷拓実は毎日“左足下がり”からアプローチし、“水平器”を使ってパッティング【プロたちのモーニングルーティン】

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年4月29日 15時00分

パッティング練習で金谷が使うボールは2球。しかも2球とも地面に置いたまま連続で打ったりはしない。1球はポケットに入れておいて、コースのなかで行うようなルーティンをとって1球1球丁寧に打つ。途中からはほぼ1球ずつ違う距離とラインから転がしていた。これはタイガー・ウッズ(米国)のスタート前のパッティング練習にも似ている。

次にパターからウェッジに持ち替えて、アプローチの基本であるランニングアプローチとピッチ&ランを11球行った後、再び練習グリーンでスピードとタッチを確かめていた金谷。スタート時間の約10分前にはティイングエリアに現れ、8時にドライバーでティオフした。

<金谷拓実 関西オープン3日目 朝のモーニングルーティン>
・ドライビングレンジ   約43分 77球
・アプローチ&バンカー  約19分 36球
・パッティング      約13分 28球
※下記の飛距離は看板を目安にした推定で、ドライビングレンジは打ち上げ

■6時24分 クラブハウスを出る

■6時28分【スタート1時間32分前】 ドライビングレンジに到着
第一組ということもあって、ドライビングレンジに一番乗り。どの打席も選べる状況で、金谷は真ん中よりも左寄りの打席を選ぶ。弾道計測器『トラックマン』を取り出し、スマホと接続。ゴルフシューズのBOAを両足同時にカチカチと回すと新しいグローブを取り出し、イチローが打席に入るときに行っていた『股割り』(股関節のストレッチ)を行った。

■6時32分【スタート1時間28分前】 ウェッジの片手打ちから練習開始
ウェッジのハーフショットで左手、右手と交互に片手打ち。これを2球ずつ打った後は両手打ちに移行。40ヤードを4球、60ヤードを5球、40ヤードを2球、60ヤードを3球打つ。

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