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今平周吾が賞金王、MVPなど4部門を制覇 国内男子ツアーの年間表彰式開催、各部門受賞者は?

今平周吾が賞金王、MVPなど4部門を制覇 国内男子ツアーの年間表彰式開催、各部門受賞者は?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2019年12月9日 17時36分

男子ツアーを彩ったメンバーが集結(左から青木功、今平周吾、石川遼)
男子ツアーを彩ったメンバーが集結(左から青木功、今平周吾、石川遼) (撮影:ALBA)
9日(月)、都内のホテルで「2019年度ジャパンゴルフツアー(JGTO)表彰式」が行われた。ここで今季男子ツアーの成績優秀選手を表彰。2年連続2度目の賞金王に輝いた今平周吾は、このほか最優秀選手賞、メルセデス・ベンツトータルポイントランキング賞、パーキープ率賞の最多4部門を獲得した。

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会場には今平をはじめ、バーディ率賞、ゴルフ記者賞を受賞した石川遼ら男子プロのほか、今年11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制し、特別賞を受賞したアマチュアの金谷拓実(東北福祉大3年)も出席。それぞれの選手には、青木功JGTO会長から記念のトロフィが送られた。

式の後には記者会見が行われ、青木会長、石川、今平が出席。青木会長は今年1年を振り返り「後半になるにつれツアーが盛り上がり、新聞の1面で扱われるようになったことがうれしかった。今平選手が5人目の2年連続賞金王になったけど、どんどん若い選手が変えていって欲しい。来年は東京五輪もあるし、さらにツアーも盛り上がってくれるのでは」と話した。自身を含め、過去に尾崎将司、中嶋常幸、片山晋呉の4人しか達成していない偉業を成し遂げた今平を祝福し、その他の選手の奮起も期待。それがツアー活性化につながると述べた。

また選手会長として2年間の任期を全うした石川は、「あっという間。会長、選手会のあり方として何が正解かは分からず、完全に不完全燃焼だった。この年齢で会長ができたことは勉強になったし、これからも1人のツアーメンバーとして日本ゴルフのためにいいと思うことは発信していきたい」と意気込みを示した。今後の会長職は年明けの理事会で決まる見込みだが、どういう形であれ、引き続きツアー改革に向けて尽力することを誓った。

今平は「2年連続賞金王はうれしい。来年は3勝が目標。3年連続賞金王も目指していければ」と、いつもの淡々とした口調でよろこびを語った。また、現在世界ランク32位で、松山英樹(21位)に次ぐ日本勢2番手につけることから、来年の五輪有力候補に挙げられているが、そのビッグイベント出場についても、「地元開催なので頑張りたい」という意思を改めて口にした。

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