仲良くカップを掲げる今平周吾と“美人フィアンセ”
ジャンボは初日に12ホールを終えたところで棄権し、中嶋は81位で予選落ちを喫した。残念ながら72歳のジャンボのゴルフを見る限り、予選通過は厳しいとしか思えない。ショットでいえば、飛距離、方向性は数年前よりも低下しているし、ショートゲームも思うようにピンに寄っていかない。
「今のゴルフには何も見るところはないよ。すべてがよくない。体力的に落ちていることが、すべての原因だ」
こう自身で分析するが、72歳という年齢を考えれば致し方ないだろう。腰痛を抱えているため、自分を追い込むだけのトレーニングをできないからだ。来年は、3試合程度に出場を抑える予定だが、それもこのオフにしっかりと体を治し、作り直せたのが条件となるはず。最低でも36ホールを回り切るだけの体力がなければ、いつツアーから撤退してもおかしくはない。
一方、65歳の中嶋は昨年から今年にかけて、ラストゲームを増やしている。昨年は「日本ツアーゴルフ選手権」、今年は「関西オープン」を卒業すると言った。そして、推薦出場だったダンロップフェニックスも今年で最後とする。来年以降は「ダンロップ・スリクソン福島オープン」にのみ出場する予定となっており、事実上のレギュラーツアー撤退といえるだろう。