ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

劇的優勝から7年 いぶし銀・小林正則が再起へ踏み出す

劇的優勝から7年 いぶし銀・小林正則が再起へ踏み出す

配信日時:2019年9月28日 09時12分

パナソニックオープン 2日目◇27日◇東広野ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7058ヤード・パー71>

2012年、東広野で110位タイのスタートから大逆転優勝を果たした小林正則。「アジアパシフィック パナソニックオープン」で最終日にコースレコードの「62」を叩きだし、6打差を巻き返しての劇的勝利。第2〜4ラウンドでの54ホール「193」は、今なおトーナメント記録として残っている。

石川さん、なにしてるの?【大会写真】

7年後、同じ会場で「誰なんだろうね、それ」と肩をすくめた43歳。昨年で「日本オープン」優勝の5年シードが終了し、シードを手放した。今年は推薦枠などの出場に限られている。「この1年、ゴルフはずっと悪くない。ただ流れが悪くなったときにガマンが効かない」。2アンダー・22位タイから出た2日目、後半12番までで3つスコアを伸ばしたが、ボギーを3つ叩いて後退。5バーディ・4ボギーの「70」でホールアウト、3アンダー・27位タイで予選通過を果たした。

「今年は試合に出られない状況になったから、思い切ってドロー一辺倒からフェードのスイングを取り入れた。ティショットに関しては、練習がすごくうまくいっている」。7月の「日本プロゴルフ選手権」では11位タイに入り、「RIZAP KBCオーガスタ」では11位タイ発進を決めたが翌日に「76」と失速して予選落ち。手応えを感じている分、自身への期待も大きくなり、それゆえつきぬけられないことがもどかしい。

それでも上位が見える位置での予選通過。「予選を通れれば上出来。残り2日次第では、いろんな方にいける」と上を目指す。7年前の逆転劇のことを聞かれれば「若さが違う」と一蹴。しかし、初日に午後組、2日目に早朝スタートとタフなスケジュールを終えたあとも、若手選手に交ざって練習を欠かさない。「前回優勝したのが36歳。もうさび付いている頃でした」と笑ったが、43歳いぶし銀が、再起に向けて踏み出した。(文・谷口愛純)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    開催前
  4. DPワールド
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト