現在賞金ランク1位 石川遼のドライバースイング【連続写真】
■選手も「好きなコース」上位の輪厚はどんな特徴?
尾崎将司の現役最後の勝利となった開催コース、札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース。ジャンボ尾崎が過去7勝。中嶋常幸が3勝と、王道のゴルフが大会を制してきた。そこで、2000年大会に輪厚コースを制した佐藤にコースの印象を聞いてみた。
「コースが持つ特徴として、グリーンが特に重かったり速かったりするわけでなく、いい意味で平均的に、言い換えれば、すごくフェアに仕上がっているコース。また洋芝なので、ラフからでも変にフライヤーをしない。野芝やコーライなど、日本によくあるほかの芝よりも計算がしやすいんです」
多くの選手が「好きなコース」と話す理由には、コースレイアウトも関係している。「極端なアップダウンがあるわけでもなく、ホール間のインターバルもあまりなく、ストレスなく回れるというのもあります」と佐藤。加えて、「何一つトリッキーな部分がない。ドツボにはまるというのが少ないコースだと思います」(佐藤)。
■王道のゴルフが輪厚を制する となれば3トップが順当?
実力どおりのゴルフができれば、自ずと好スコアが期待できる。よほどのトラブルにならない限り、スコアをまとめることができる、それが輪厚だ。
