北海道にある小樽カントリー倶楽部を舞台に開幕した、国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」。朝から降り続く強い雨に加え風も吹き付ける厳しいコンディションの中初日の競技がスタートした。
「すごく楽しみ」遼、予選ラウンドは薗田と同組/事前情報
ディフェンディングチャンピオンの石川遼は1番のティショットをいきなり大きく曲げる不穏な立ち上がり。その後も、難コースに加え強い風にも悩まされパーオンすらままならない苦しいゴルフを強いられる。5番でボギーが先行すると、7番パー3ではティショットがグリーンサイドの木の根元に止まるトラブル。結局ここから寄らず入らずのボギーとし2オーバーで出遅れてしまう。巻き返しを図りたいところだったが、8番パー4のティショットを打ったところで強雨によるコースコンディション不良により競技は一時中断。結局再開されることなく「セガサミーカップ」から2試合連続で初日がサスペンデッドとなった。
競技中断中は師匠ジャンボ尾崎らと談笑して過ごしていた石川。14時にサスペンデッド決定のアナウンスが流れると、「雨風が強い中でしたけど悪くなかったんじゃないですか。明日気持ち入れなおして頑張ります」と語り早朝からのラウンドに備えて早々にコースを後にした。第1ラウンドの続きは明日30日(金)6時20分から再開される。