ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

国内男子ゴルフ JGTOツアー

日本ゴルフツアー機構(Japan Golf Tour Organization)主催ツアー

『クラブ>体』の運動量!10年前と変わらない飛距離を生み出す熟練の技【2018を彩ったイケメンスイング:谷口徹】

『クラブ>体』の運動量!10年前と変わらない飛距離を生み出す熟練の技【2018を彩ったイケメンスイング:谷口徹】

配信日時:2018年12月29日 12時12分

クラブの運度量が多い熟練技
クラブの運度量が多い熟練技 (撮影:佐々木啓)
50歳を迎えた今年、「日本プロゴルフ選手権」でツアー20勝目をつかんだ谷口徹。6年ぶりにメジャー優勝を果たした強さはどこにあるのか。原江里菜福田真未らを指導する森守洋コーチが解説する。

熟練の技術が満載!谷口徹のドライバースイングを連続写真でじっくり観察

驚くべきは、「若い頃とほとんど変わっていないと思います」という完成されたスイングだ。「変わっていないということは、それだけクラブの使い方を分かっているということ」。クラブ使いのうまさが見てとれるのが、テークバックでの手首の動き。「体の運動量よりも、手首の動きやクラブの運動量が多い。これは青木功さんなどにも見られる、コッキング技術の名手の証拠」。

テークバックでは体を回すよりも先に、手首を上に折り曲げる動きが入っている。「一見、手でクラブを上げているように見えますが、トップを見ると体のねじりもしっかり入っている。飛距離も、若い頃からそれほど落ちていないのではないでしょうか」。今季のドライビングディスタンスは264.29ヤード。ツアー4勝を挙げた2002年(280.07ヤード)に比べればさすがに劣るが、10年前の2008年では268.24ヤードとほぼ変わらない飛距離を保っている。

飛距離を維持している要因がもうひとつ、フォローでの“引っ張り合い”だ。「クラブを振ったときに、外に向かおうとするクラブと、円運動の中心にとどまろうとする体の引っ張り合いがうまい。クラブの振り方に加えて、体使いのうまさを感じます」。年を重ねると体が硬くなり、体を回す動きが小さくなりがち。「それを補おうとして体が左右に流れてしまうものですが、谷口選手にはそれがない。プロフェッショナルを感じるスイングです」。

解説・森守洋(もり・もりひろ)/1977年2月27日うまれ、静岡県下田市出身。高校時代にゴルフを始め、1995年に渡米しサンディエゴにて4年間ゴルフを学ぶ。2002年よりレッスン活動を開始し、現在は「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。

読まれています

JGTOツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト