ツアー外競技ではあるが、RIZAPKBCオーガスタより一足先に杜の都仙台チャリティプロアマで実戦復帰を果たした片山。「久々でワクワクした」と約2カ月ぶりに公の場でのプレーとなった。結果はトータル6アンダーの3位タイ。「(自粛期間中は)やることが多くて、練習はほとんどできなかった」と大会に乗り込んだが、「2日間いい緊張感のなかでゴルフができた」と好ラウンド。「地方でこうやって大会を開いてもらえるのはありがたい。それに協力できることはうれしい」と復帰戦を終えた。
そして、ツアーでは7月末のビッグイベント「ISPSハンダマッチプレー選手権」。賞金総額2億3000万円のツアー最高額をかけて、9月の3回戦〜決勝戦に向けて1・2回戦が行われた。1回戦で石川遼を下した塩見好輝のほか、星野陸也、深堀圭一郎らが2回戦を突破し、2カ月後の決戦にコマを進めた。シーズン一番の賞金がかかる上に、マッチプレー形式は国内ツアーではこの大会のみ。普段とはひと味違った緊張感が楽しめるビッグイベントだが、来年は大会主催のISPS(国際スポーツ振興協会)とJGTO側のトラブルが原因で大会は中止に。20年以降の開催も今のところは決定しておらず、はからずも今年で見納めとなってしまった。