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「ミスター安定感」注目すべきは“三角形”と“台形”の面積【2018を彩ったイケメンスイング:今平周吾】

「ミスター安定感」注目すべきは“三角形”と“台形”の面積【2018を彩ったイケメンスイング:今平周吾】

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2018年12月23日 12時03分

切り返しでもゆるまない、スキのないスイング
切り返しでもゆるまない、スキのないスイング (撮影:鈴木祥)
今季の国内男子ツアー賞金王に輝いた今平周吾。他の選手に今平の強さを聞けば必ず耳にするのが“安定感”。平均ストローク、平均パット、パーオン率、トータルドライビングでトップ10入りと安定したプレーで賞金王を勝ち取った。そのパフォーマンスを生み出すスイングのポイントはどこにあるのか。原江里菜福田真未らを指導する森守洋コーチが解説する。

安定感抜群! 2018年賞金王のスイングを連続写真で見る

「アドレスもパーフェクトで、スキがない。モデリングすべきスイングですね」。その“スキのなさ”を生み出す要因のひとつが、下半身の安定感だ。「足の間にできる台形の面積が、ずっと変わらない。一番シンプルですが、下半身の安定感が非常に高いことがわかります」。アドレスからフォローまでを見てみると、写真ではインパクト後に飛球線方向を向いているが、足の間の形はほぼ変わっていない。

スキのないアドレス!足の間に出来た台形がフォローまで変わらない

加えてもうひとつ変わらないのが、両肩と腕の間の三角形。「アマチュアだと、腕が引けてしまったりしてこの三角形が狭くなりがちですが、今平選手はここが全くつぶれない。頭を軸とした体幹を使った旋回の動きと、コッキングのタイミングがぴったりと合っているので、切り返しから緩みがないんです。だからしっかりと振り子のように振れている。米ツアー選手と同じような動きをしている、堂々としたスイングです」。

切り返しでも、腕の三角形が潰れずに緩みがない

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