日本ゴルフ協会（JGA）は21日（金）、JGAナショナルチームの慰労会を都内で開き、金谷拓実（東北福祉大学2年）や西村優菜（大阪商業大学高校3年）といったチームメンバー（吉田優利は日本選抜とタイ選抜の親善対抗戦「アマタフレンドシップカップ」出場のため欠席）に加えて、2015年からチームのヘッドコーチを務めるガレス・ジョーンズ氏や今年JGAの特別顧問に就任した樋口久子らが参加した。

【アジアアマ動画】金谷拓実のドライバースイング

男子が「第18回 アジア競技大会」で団体金メダル、金谷が「アジア・パシフィックアマチュア選手権」で優勝すれば、女子も今季創設された「アジア・パシフィック女子アマチュア選手権」で西村が2位、「エスピリトサントトロフィー世界女子アマチュアゴルフチーム選手権」で団体で歴代最高となる2位入賞を果たすなど、男女ともに“世界”で活躍を見せた一年だった。

金谷は、この一年を振り返り「アジアアマを勝てたことでマスターズや全英に出られるのは本当に良かったです。アジア大会でも団体で金メダルを取ることができて、ナショナルチームの思い出となりました」としみじみ。「ジョーンズコーチがいつもいう“試合前の準備”を継続してやったことがこういった結果になったと思います」と感謝を述べた。

来年は、1月にハワイで行われる米ツアー「ソニー・オープン・イン・ハワイ」に出場。その後、ナショナルチームの合宿などを経て4月のマスターズへと向かっていく。「このオフにマスターズに向けて特別なにかやることはありません。あくまで通過点。これから先のことも考えてやるべきことをやっていきたい。ソニーオープンには世界のトップレベルの方々が出場しますが、僕はコースに向き合って自分のプレーをしてマスターズに向けて何か収穫を得られればいいと思っています」と話した。