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日程 2018年9月5日-9月9日賞金総額

大一番に大敗でも爽やかに勝者をたたえた沖縄男児【カメラマンの景色】

大一番に大敗でも爽やかに勝者をたたえた沖縄男児【カメラマンの景色】

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2018年9月13日 07時43分

今平周吾(左)の肩を抱き勝利を祝福する正岡竜二(右)
今平周吾(左)の肩を抱き勝利を祝福する正岡竜二(右) (撮影:村上航)
毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する【ISPSハンダマッチプレー選手権】。

【写真】今平周吾はオフに“美人キャディ”と結婚へ!貴重な2ショット写真

国内唯一のマッチプレー形式で行われた「ISPSハンダマッチプレー選手権」は、タイのタンヤゴーン・クロンパの優勝に終わった。決勝戦では、絶好調の今平周吾を振り切って、日本ツアー初優勝、優勝賞金5200万円のビッグマネーを手にした。

最後の最後で敗れはしたものの、今大会の今平の活躍は見事だった。今季は優勝こそないものの、賞金ランキングトップで迎えた大会で強さを見せた。3回戦以降、危なげなく勝利を重ね決勝に進出。「今大会を通じて今平選手のプレーを撮影しましたが、本当に見事でした。ショットはほとんどピン方向に飛んでいくし、賞金王を予感させるようなゴルフをずっとしていました」と話すのは、5日間にわたって大会を撮影した村上航カメラマンだ。

4回戦ではキム・キョンテ(韓国)を撃破、準決勝では池田勇太ら強豪を倒しての決勝進出だったが、村上カメラマンの印象にのこった試合はそれではない。「特にすごかったのが、準々決勝の正岡竜二選手との一戦でした。最後は6連続アップで、12番で決着。正岡選手も決して悪いわけではなかったと思いますが、波に乗った今平選手のゴルフは見ていて圧巻でした」(村上カメラマン)。

「今季は決して調子がいいとはいえない状態だった正岡選手。ビッグマネーがかかった大会で、相当気合が入っていたと思いますが、それでも今平選手に大差をつけられました。悔しかったと思いますが、マッチ終了後は、年下の実力者の肩を抱き、笑顔で祝福。沖縄出身で普段の柔らかい雰囲気とは打って変わって気合の表情を見せたマッチプレー中。そして最後に見せた優しい笑みにはにかむ今平選手。今回の1枚は、そんな2人の試合直後の写真です。2人の笑顔が印象的でした」(村上カメラマン)
日程 2018年9月5日-9月9日賞金総額

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