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武藤俊憲 35パットはエネルギー不足も要因?“寿司パワー”で決勝Rへ

武藤俊憲 35パットはエネルギー不足も要因?“寿司パワー”で決勝Rへ

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2016年5月7日 06時59分

グリーンに苦しみ、経験したことのない35パットを記録
グリーンに苦しみ、経験したことのない35パットを記録 (撮影:ALBA)
<ハッサンII世トロフィ 2日目◇6日◇ロイヤル・ゴルフ・ダール・エス・サラム レッドコース>

 モロッコの首都・ラバトを舞台に開催されている欧州男子ツアー『ハッサンII世トロフィ2016』に参戦している武藤俊憲。初日1アンダーとまずまずのスタートを切ったが、2日目は“75”と停滞し、トータル2オーバー・45位タイに。「ほとんど経験したことがない」という“35パット”が物語るように読みづらい難グリーンに振り回される1日だった。

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 INスタートとなった武藤は、立ち上がりの11番での1mのパーパットや、14番の1.5mのバーディパットなど前半からショートパットがことごとくカップをかすめる展開に。「ここまで困惑するのは経験がない。読みづらいところにピンが切ってあるホールの連続」と“幻惑グリーン”に頭を悩まされた。

 相棒の小田キャディとライン読みのすり合わせを入念に行うも、後半立ち上がりの1番では「スライスラインで“カップ左淵でいいな”“曲がってもカップ右淵に引っ掛かって入るかな”と読んだら、打った瞬間にボールが右に…こんなに曲がるの?って」と驚き、困惑のプレーは続く。

 すると好調のショットにもかげりが…。2番パー3でティショットをグリーン左ラフに外してボギーとすると、続く3番でもセカンドショットをグリーン奥のバンカーに入れてしまい連続ボギー。「ここまでパットが入らないとショットへのプレッシャーが出てくる。ピンに近づけたくなるし」と悪い流れを断ち切れないでいると、終盤7番のボギーでトータル2オーバーとなり、カットラインが気になるポジションに。だが上がり2ホールはしっかりとパーで凌いでホールアウト。「とりあえず責務は果たせました。(昨年出場し、64位タイで4日間を終えた)松村(道央)の成績よりも上にいかないと先輩として示しがつかないので」と苦しみながらも決勝ラウンドに駒を進めることができた。

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