アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権が中止、欧州ツアーが発表

10月1〜4日の日程でセント・アンドリュース、カーヌスティ、キングスバーンの3コースで開催予定だった「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」がコロナウイルス感染拡大の影響で中止になることが欧州ツアーから発表された。

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同大会はプロ168名、アマチュア168名がペアを組み3コースをプレー。3日目までが予選ラウンドで決勝ラウンドはセント・アンドリュースのオールドコースで開催されるプロアマ戦形式の大会。中止とする理由としては大会の規模が要因とし「スコットランド政府がパンデミックに対応してきた努力を後退させたくないし、プロ168名、アマチュア168名で3コース、これだけの規模のイベントで人々の安全を確保できない」と欧州ツアーはコメントした。

昨年はビクトル・ペレズ（フランス）が欧州ツアー初優勝。プロアマの部ではトミー・フリートウッド（イングランド）とパートナーのオグデン・フィプス組が、ローリー・マキロイ（北アイルランド）と父のゲリー・マキロイ組を抑えて勝利した。

同大会は米PGAツアーの「ペブルビーチ・プロアマ」と同様に多くのセレブやアスリートも参戦することで知られている。

海外男子メジャーは今月開催予定だった「全英オープン」が早々と中止となったが、「スコットランドオープン」は今のところ10月8〜11日にスコットランドのノースバーウィックで開催予定。一方女子は8月13〜16日に同じくノースバーウィックで「スコティッシュ女子オープン」、翌週の8月20〜23日には海外女子メジャーの「AIG女子オープン」がロイヤル・トルーンで開催されることが決まっているが、やはり大会の規模が重要視される。渋野日向子がディフェンディングとして参戦するAIG女子オープンも規模は縮小されての開催になりそうだ。（文・武川玲子＝米国在住）