開催コース、静ヒルズカントリークラブを運営する森ビルの林祐樹さんはこの大会について「通常のチャレンジトーナメントと異なり、3日間トーナメントとなっていますし、中嶋プロ設計のハードなコースセッティングを勝ち抜くには、レギュラーツアーでも戦い抜ける精神力と技術力が必要になると思います」とコメント。
そして、同コースの改修に携わった中嶋常幸は、「生まれ変わった静ヒルズで、若手プロを育成するチャレンジトーナメントを開催していきたいという思いから全てのホールを戦略的でチャレンジャブルなコースにしました。今年は、このトミーカップでも被災された皆様のお力に少しでもなれればと、色々なチャリティ活動を行いたいと考えています」と話している。
昨日Par3コンテスト開催時に行われたチャリティオークションなど大会を通じて被災地・茨城県を中心とした震災復興のサポートを予定している。この大会からは2008年大会2位の池田勇太、昨年の2010年大会3位の薗田峻輔など、国内男子ツアーを代表する選手を多数輩出している。今年もどんな選手が出てくるのか楽しみだ。
コースのスローガンは、“すべてのホールにドラマがある”。すべてのホールに特徴があり、1ホール毎にとても印象深く残る18ホールとなっている。また、特にINコースは難易度が高く、最終日のバック9では気が抜けない白熱の優勝争いが期待される。