INから出た石徳俊樹はスタートのティショットから風に持っていかれて、暫定球を放ってコースへ出て行った。10番はなんとかボギーで切り抜けるも「11番は海の方を向いて打ったら、返ってこなくてそのまま風で下に落とされました(苦笑)」。打ち直しのティショットは放つ前に競技は中断。命からがら?クラブハウスに引き上げてきた。
ちなみに長谷川は同組のオナーがティショットを打つのを隣で見ていたが、「右からの風でグリーン右に低い球でスゴイいいショット打ったなぁと思ってたら、ぎゅーんっ!って60ヤードくらい左に持っていかれて(笑)カート道のほうまで行ってましたよね?」。その後中断のホーンが鳴り長谷川はショットを打つことはなかったが、引き上げる途中で強風で傘が壊れて使用不能となった。「何も打たずに傘だけ壊してきました。あれ新しかったのに…」。
おわかりいただけただろうか。このコメントはほんの一部。クラブハウスでは各国の選手が各々の強風体験を語り合い、傷を癒やす光景が見られた。コース内では倒木も発生。前日にはテレビカメラ用のリフトカーが転倒するなどの事故も起きていただけに、中止もやむなしといったところか。