ワンアジア「コロン・韓国オープン」が韓国にあるウージョンヒルズCCを舞台に開幕。石川遼はこの大会3年ぶり2度目の出場。初日は2バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの“75”で回り、4オーバーでフィニッシュ。全選手がホールアウトできなかったため順位は暫定ながら44位タイで初日を終えた。首位は3アンダーでフィニッシュしたカン・キョンナム(韓国)。
石川遼の1打速報で初日のプレーを振り返る!
石川はインコースからスタート。17番でボギーが先行すると、後半2番ではティショットを右に曲げてボギー。3番もティショットのミスからスコアを落とすと、4番では3パットのボギーを叩きズルズルとスコアを落としてしまう。
5番パー5では245ヤードのセカンドで2オンに成功してイーグル逃しのバーディを奪ったものの、6番ではティショットが右側のラフのディボットに入ってしまう不運に見舞われ、痛恨のダブルボギー。その後は7番パー3で約4メートルをねじ込みバーディを奪ったものの、後半は出入りの激しいゴルフとなり4オーバーまでスコアを落とした。
この大会の特徴はピンポジションの厳しさ。マウンドの上など曲がりを読みきるのが難しい場所にピンが切られ、多くの選手がグリーン上で苦しんだ。ラウンド後は「曲がるラインに対応することが大事」と入念にパットを練習。それでも、「パッティングが上手くなって帰れるかも」と前向きに考えている。3年前は3日連続で池に入れた13番パー3でこの日はきっちりパーをセーブ。「打った時にグリーンが大きく見えた。3年前よりは上手くなりましたね(笑)」と自身の成長も確認した。