トーナメント28年連続開催の実績あり。価格も魅力の27ホール

旧・千葉廣済堂カントリー倶楽部。1965年開場と歴史があり、LPGAツアー競技の廣済堂レディスゴルフカップを1982年から2009年まで28回連続開催した実績を持つ。2015年、経営会社合併に伴い現在のコース名に変更した。

東・西・南の3コースは樹齢を重ねた林がホール間をセパレート。距離はそれほど長くないが、ドッグレッグや池越え、谷越えなど変化に富んだ丘陵コースのデザインと、のびのび打てる林間コースのデザインをバランスよく配して飽きさせない。

グリーンはベントとコーライの2グリーン。以前はベントA・Bの2面だったが、現在、元・Bグリーンをコーライに張り替え中。2025年10月の使用開始に向けて整備を進めている。

また、東コースの一部ホールで林帯の整備やティイングエリア拡張などの改造工事を順次行っていく予定。プレーへの影響はなく、通常営業を続けながら2027年頃の完了を目指している。

ラウンドは全組セルフプレー・乗用カート利用。カートのフェアウェイ乗り入れも可能だ（芝の状況やコース作業によって不可の場合あり）。

ドライビングレンジは80ヤード・19打席（ドライバー使用可）と小ぶりだが、アプローチ・バンカー練習場、パター練習場がそろっている。

直近の会員数は正会員1,220名、平日会員（土曜可）424名、週日会員（土曜不可）60名。居住地別に見ると千葉県在住者が40％を占め、以下、東京都在住30％、神奈川県在住25％と続く。

メンバータイムの設定はないが、メンバーからの予約を最優先しており、当日朝の連絡でもほぼスタートが可能。
また、メンバーはグループコースのザ ナショナルカントリー倶楽部 埼玉を特別料金で利用できる（土日祝：食事代1,540円分が付いて9,900円～。平日優待価格、同伴ビジター特典もあり）。

競技は月例杯（3クラス）、開場記念杯、理事長杯、クラブ選手権、シニア選手権、スクラッチ選手権、グランドシニア&レディス杯、新年杯、建国記念杯、平日杯、敬老杯、秋分杯、文化杯、忘年杯、ラストコール杯を開催。参加率が高く、メンバー同士の交流の場としても活用されているという。

名義書換料は正会員418,000円、平日会員（土曜可）308,000円、週日会員（土曜不可）308,000円。年会費は正会員36,300円、平日会員（土曜可）30,250円、週日会員（土曜不可）26,400円。正会員の入会費用のトータル概算は70万円前後で推移している。

アクアラインで都心から1時間弱の立地で、手に入れやすい価格も魅力の元トーナメントコース。気取らない雰囲気でカジュアルに楽しめる、ビジターフィが安いのでゲストを連れて行きやすいという声も多い。同伴ゲストには昼食時1ドリンクサービス（1組3名まで）も付いて喜ばれているそうだ。
※文中の金額はすべて税込

基本情報

ザ ナショナルカントリー倶楽部 千葉
http://national-cc.jp/chiba/

千葉県市原市寺谷666
TEL：0436-95-3111
開場日：1965年10月10日
コース設計：梶谷穂月

アクセス

・車
圏央道／木更津東ICから10km約15分
館山自動車道／市原ICから12km約20分

・電車
JR内房線／五井駅からクラブバス（完全予約制）約25分

ヤーデージ

東コース（9H・P36）
BACK　3,320Y
Regular　3,199Y
Ladies　2,906Y

西コース（9H・P36）
BACK　3,207Y
Regular　3,068Y
Ladies　2,848Y

南コース（9H・P36）
BACK　3,171Y
Regular　2,938Y
Ladies　2,500Y

コースレート（ベントグリーン）
東→西　71.1
西→南　70.4
南→東　70.5

会員権価格など詳しい最新情報
ザ ナショナルカントリー倶楽部 千葉

情報提供：明治ゴルフ