パトリック・リードのマスターズ優勝で大ブレイク
このウェッジのグラインドを行うのは、ナイキゴルフでタイガー・ウッズが使用するクラブを削っていたマイク・テイラー。一部ではウッズ復活の陰の立て役者とも言われている。テイラーはナイキのクラブ製造からの撤退を受け、18年に自らのブランドを立ち上げたのだ。新興ブランドにも関わらず、リードがマスターズチャンピオンになったことで、『ARTISANGOLF』には注文が殺到したという。
5種類のソール形状から選択できる
このモデルの最大の特徴は、プレーヤーの好みに合わせて5種類のソール形状から選択できること。「ウェッジはフェースではなくソールで打つ」と言われるほど、アプローチの精度を左右する。プレーヤーのスタイルと、ソール形状がマッチしていないと、「座り」や「抜け」はしっくりとこない。ウェッジを選ぶなら構えたときの顔だけでなく、ソール形状にもこだわりたい。だから、5種類のソール形状から選べるのはプレーヤーにとって大きい。ロフト角は46〜60度まで2度刻みでラインナップされている。
百聞は一見にしかず。いや一試か。ウッズやリードといった世界トップクラスのプレーヤーたちが手にしたウェッジをぜひ体感してほしい。
ALBA805号より転載