体が動いて、リズムもよくなる。歩きゴルフの3つの利点
スタート3ホールくらいまで、芝の硬さに慣れていないことが調子の出ない原因。アスファルトに比べて、芝はやわらかく、練習場の感覚で打つとバランスが取れないことがあるのだ。ちょっとオーバーだが、バランスディスクの上で振っているようなものとも言える。だから、歩いて芝の硬さに慣れるためには、歩きはプラスになる。
歩測の精度が増して、アプローチの距離感が向上する
自信をもってパットが打てるようになる
グリーン手前30〜 50ヤードからは、グリーンやその周辺の形状をチェック。グリーンの全体像がつかめると、ラインが読みやすくなり、自信をもってパットが打てる。歩くことで筋力もつくので、長い目でみればスコアアップにもつながると言える。
いざ歩きゴルフ、その前に注意しておきたいこと
に止めるように心がけたい。リモコンカートが用意されていたら好都合だ。そして次のショットで使うクラブを手にしていれば、スムーズにプレーできる。
あと歩くときのマナーも忘れずに。サブグリーンや修理地には入らず、使っていないティグラウンドや、芝の薄いところも避けて歩くようにしたい。
解説・長谷川哲也/1977年生まれ。深堀圭一郎らのキャディを経て、04年にティーチング活動をスタート。ジュニア育成にも積極的でスイングからマナーまで指導している。
取材協力/神崎カントリー倶楽部 写真/小林 司 文/兵藤 宙
ALBA805号より転載