ALBA Net  ゴルフ
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状況別ゴルフシューズの選び方/グリーン・バンカー編

ゴルフシューズは今や高性能があたりまえ。とはいえ、それぞれにストロングポイントがある。望まれるプレーに応じて選ぶシューズも変わってくる。

配信日時:2020年8月20日 11時00分

グリーン、バンカー向きのシューズを選んでくれたのは、引き続き、常住充隆プロ。ドラコン日本選手権にも出場するプロゴルファーで、現在は悩めるアマチュアゴルファーを指導。整体師の資格をもつなど体の構造にも詳しい。

常住プロは「スイングの土台となる足をサポートするシューズこそ、性能重視で選んだほうがいい。プレーに必要不可欠と考えられるホールド力やグリップ力は、今やどのシューズも標準以上のレベルに達していると言っていい。だから自分はどのプレーを優先するかが、シューズ選びの基準になってくる」という。

グリーンは足裏で傾斜が読めるスパイクレスがいい

グリーンは、目だけではなく、足の裏で微妙な傾斜を感じることが大切だ。だから、シューズは足裏の感覚がダイレクトに伝わるスパイクレスがオススメ。ソールもインソールもソフトなモデルだと、足裏の感覚はより敏感になる。

ポイント/足を前後ろに上下させて傾斜を読み取る
ツマ先を浮かす
カカトを浮かす
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ツマ先を浮かす
傾斜を読む練習として、ツマ先とカカトを上下させてみる。ソールやインソールが柔らかいと、これによってグリーンの微妙な傾きがわかるので、ぜひ一度試してほしい。

足裏で傾斜を感じる注目のスパイクレス2足

パワークッション 706
卵を落としても割れないというインソールの効果もあって、足裏の感覚が研ぎ澄まされるように感じる。足にも馴染みやすく、疲れにくい。

サイズ:24.0〜27.5cm/重量:約290g(片足25.0cm)/¥14,000(ヨネックスヨネックス ゴルフ事業部 TEL.03-3833-3526)
MOJO ELITE PUNCH SHOT
足底が柔らかく、地面を感じやすいので微妙なグリーンの傾斜も感じやすい。軽くて歩きやすく、通気性も抜群。傾斜地でも実力を発揮する。

サイズ:25.5〜30.0、31.0cm/重量:約290g(片足27.0cm)/¥15,500(スケッチャーズ/スケッチャーズ ジャパンお客様コールセンター TEL.0120-056-505)

苦手なバンカーは足場を固めてくれる重めのシューズで

バンカーが上手くいかないのは足の動かしすぎが原因。苦手な人は足場を固めるためにも、少し重めのシューズを選ぶといい。またそれほど重めではなくても、アーチがしっかりしているタイプであれば、踏ん張りが利くのでこれも効果的だ。

足元が動かないバンカーに強い2足

ゲルエース プロ4ボア
重みがあると同時に、スパイクを含めたソールのデザインに地面をしっかりとつかむ感覚がある。バンカー以外のライでも体が流れにくく、飛距離アップにも役立つ1足。

サイズ:24.5〜29.0cm/重量:約410g(片足26.5cm)/¥24,000(アシックスダンロップスポーツお客様専用フリーダイヤル TEL.0120-65-3045)
ネクスライト 007ボア
軽量なシューズだが、アーチ部分がしっかりしているため、グリップ力が高い。これがバンカーでも有効に作用する。フィット感があって歩きやすいのもいい。

サイズ:24.5〜27.0、28.0、29.0cm/重量:約270g(片足25.0cm)/¥16,000(ミズノミズノお客様センター TEL.0120-320-488)


取材・文/真鍋雅彦 撮影/高橋淳司 

ALBA801号より転載

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