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違いを見せるクセありなのに難しくないブルゾン

店頭でさまざまなリクエストに応えながら、ウエアを薦めるヴィクトリアゴルフの敏腕スタッフ。ゴルフメディアからファッション誌まで手がける腕利きスタイリストとファッションライター。旬のゴルフウエアを彼らはどう見ているのか?

配信日時:2020年2月12日 21時00分

あたり前に見えるのもつまらないが、無理をしすぎるとおかしなルックスになってしまう。ゴルフスタイルの難しいところだ。今回の目利きである、ファッションライターの瀧川修平さんは、この襟なしのようなブルゾンに、取り入れやすいおしゃれな遊び心を見つけた。

インナーをちょっとだけのぞかせたら襟なしが映えます

「このブルゾンでいちばん個性をアピールできるポイントは襟です。低い襟というか、襟なしといってもいい。この襟の存在感があるために、スポーティなブルゾンというだけでは終わらず、おしゃれ感もしっかり伝わってくる。フツーのブルゾンとはひと味違ったルックスができそう。色柄よりもしっかりと差別化できそうなディテールです」。

「それに斜めの切り替えしを効果的に生かした大胆なパネルデザインと、ちょっと学生時代のジャージを思わせるレトロ感のある水色は、どちらも計算されているよう。ベーシックな定番ブルゾンのような安定感には欠けますが、遊びが効いていて今っぽい。女性陣から誉め言葉のカワイイもいただけそうです。しかも軽くて、撥水性とストレッチ力も備えたテクニカルなウエアでもあります。こんなブルゾンがあれば、けっこう頼りになると思います」。

「ちょっとクセのあるブルゾンですが、合わせ方はそれほど難しく考えなくても大丈夫。フツーに着ていてもサマになりますから。インナーはポロシャツでも、ハイネックのカットソーでも、ブルゾンのネックからちょっとだけのぞかせるようなバランス感だけキープしてください。特にハイネックがお薦めですね。ブルーのワントーンでまとめるとかも、チャレンジしてほしいです」。


ポリエステル85%+ポリウレタン15% 撥水・ストレッチ
¥12,000(フットジョイ
今日の目利き
瀧川修平(ファッションライター)

ファッション誌の編集者を経て独立。ファッションライターとして『LEON』、『MADURO』などで活躍中。ゴルフウエアも含むファッション全般の原稿を手がける。ゴルフウエアの好みは普段着とボーダーレスに着られるようなタイプという。

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