ALBA Net  ゴルフ
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アディダスゴルフがプラスチックゴミからつくった世界初のゴルフシューズ『TOUR360 XT PARLEY』を発表

海洋の美しさと脆弱性について意識を高める目的で設立された組織「Parley(パーレイ)」とコラボレーションしたゴルフシューズで、発売は6月10日(月)。

配信日時:2019年6月5日 19時00分

ダスティン・ジョンソン
ダスティン・ジョンソン
アディダスゴルフは、海洋の美しさと脆弱性について意識を高める目的で設立された組織「Parley(パーレイ)」とのコラボレーションによる『TOUR360 XT PARLEY』を発表。海岸や海沿いの地域で回収されたプラスチック廃棄物を“アップサイクル”した特殊素材を使った世界初のゴルフシューズで、6月10日(月)より取扱店舗及びアディダス公式オンラインストア(shop.adidas.jp/golf/)にて数量限定で発売する。

アップサイクルとは、素材の原料化や再利用をする「リサイクル(再循環)」とは異なり、元の製品よりも付加価値の高いプロダクトを生み出すことを目的とするモノづくりの手法のこと。サスティナブル(持続可能)な製品づくりを目指す方法論である。

アディダスが取り組むサステナビリティプロジェクト

アディダスが未来に向けたサステナビリティ戦略

アディダスが未来に向けたサステナビリティ戦略

アディダスジャパンは2015年に「Parley For The Oceans」(パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ)とパートナーシップを組み、海岸や海沿いの地域で海に流入する前に回収されたプラスチック廃棄物をアップサイクルして生まれた『PARLEY OCEAN PLASTIC』を使用したシューズを発表して以降、様々なサステナビリティプロジェクトを展開してきたという。
今回発表されたゴルフシューズもその取り組みの一環で、オーシャンブルーとアクアグリーンのカラーリングが施された『TOUR360 XT PARLEY』のアッパーは、プラスチック廃棄物からできた疎水性が高い繊維でできており、従来のツアーニットシューズより軽量で、着脱が簡単なスリッポン構造のシューズとなっている。

また、アウトソールには全方向に対するグリップ力の高さと足元の動きによりグリップ力の強さが増すのが特徴の「X-Traxion(エックス・トラクション)」や、アディダス独自のクッショニング「BOOST(ブースト)」といった、様々なプレー環境を快適にするテクノロジーを採用。ニット素材のシューズはゴルファーに馴染みつつあるが、足全体を包み込むようにホールドして足との一体感を生み出す「360WRAP(360ラップ)」を内蔵することで、高いフィット感や微調整、高い安定感を実現している。
プラスチック廃棄物からできた疎水性が高い繊維で作られたアッパー。
全方向に対する高いグリップ力を誇る「X Traxion」テクノロジーを採用。
足全体をしっかりと包み込むようにホールドする「360WRAP」を内蔵。
アディダスは2024年までに、アパレルやフットウェアの自社製品におけるバージンプラスチック原料の使用を全面的に中止し、再生品に切り替えることを目標としているという。今後も環境への負荷を大幅に軽減しながら、高性能で耐久性のあるプロダクトを開発するとのこと。

TOUR360 XT PARLEY

価 格:オープン
重 量:片足365g(25.5cm)
サイズ:24.5cm~28.0cm
ラスト:ニューツアーパフォーマンスラスト(EE)
素 材:リサイクルポリエステル(アッパー)、合成樹脂(アウトソール)
カラー:レジェンドインク、ブルースピリット、シルバーメタリック

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