ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

街中カローラクロスで溢れるほどの人気! 乗ってみて分かったスポーツライン「GR」の別物感

トヨタのスポーツラインと言えばGRだ。スポーツカーだけでなく、実用車を手掛けているのも注目で、今回は加わったばかりのカローラクロスをチェック。人気のSUVにどう手を加えたのか気になるところだが、果たしてGRの実力は? 松任谷正隆氏と編集部員との掛け合いで紹介。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年2月15日 11時45分

実用モデルのカローラクロスをベースにスポーティに仕上げたのがGR SPORT。走りだけでなく、見た目の雰囲気も精悍さがアップしている
実用モデルのカローラクロスをベースにスポーティに仕上げたのがGR SPORT。走りだけでなく、見た目の雰囲気も精悍さがアップしている

トヨタのスポーツラインと言えばGRだ。スポーツカーだけでなく、実用車を手掛けているのも注目で、今回は加わったばかりのカローラクロスをチェック。人気のSUVにどう手を加えたのか気になるところだが、果たしてGRの実力は? 無類のクルマ好き、ゴルフ好きとして知られる松任谷正隆氏と編集部員との掛け合いで紹介。

【写真】前傾姿勢をしっかりキープ! 山下美夢有のスイングを支える腸腰筋の強さ

編集部(以下、編):うーん、カローラクロスかあ……。
松任谷(以下、松):なんだよ。不満そうだね。
編:だって、知ってます? 街中カローラクロスだらけですよ。
松:オーバーなんだよ。確かにこのサイズ感の国産車は多いよな。
編:僕はこれだったら断然、ホンダ ヴェゼル派なんですけどね。
松:ほう、こりゃまた何で?
編:乗ってみれば分かるけど、高級感が違うじゃないですか。
松:そうかなあ。たいして変わらないと思うけど。
編:それに走りだってずっとガッチリしていると思うし。
松:どのモデルのことを言ってる?
編:このあいだRSに乗ってきましたけどね。すごく良かったですよ。
松:へえ、あんなのに乗ってこれに乗ってなかったの?
編:僕、忙しいんですよ。原稿書くのが遅い奴がいて催促したり、分かるでしょ?
松:こんなの、喋ったまんまを載せてるだけじゃないか。
編:そんなことありませんよ。松任谷さん、結構ヤバいこと言ってますよ。載せたら大炎上みたいなこと。そういうのをカットしたり……。
松:炎上するようなことを言っているのはそっちのような気がするけどね。
編:それにカローラだったら最新のものを乗ってるし、これだって同じようなものに決まってるでしょ。
松:あ~あ、その発想はヤバいよ。カローラと名が付いてもずいぶん違ったりするぜ。
編:それだって知ってますよ。松任谷さん、知らないかもしれないけど、例えばカローラクロスの2WDなんて、サスペンションはコストの掛からないトーションビームですから。カローラが全部ダブルウィッシュボーンになったのに、わざわざトーションビームですよ。なぜ、そんな必要があると思います?
松:でも、これはダブルウィッシュボーンだぜ。
編:まあGRスポーツですからね。だいたいカローラクロスは今のカローラファミリーの中で最後発だったし、なんだか本当はメーカーだってたいして期待していなかったハズなんですよ。それが売れちゃったもんだから焦って化粧直ししているだけでしょ。
松:今やカローラの半分以上がカローラクロスらしいね。
編:本当、びっくりですよ。でもまあ、世の中がSUVブームなんだから、カローラだって同じことなんでしょ?

通常のカローラクロスはグリルがバンパーの上のみで小ぶり。GR SPORTはかなり大きくなって、GRのバッジも付く

通常のカローラクロスはグリルがバンパーの上のみで小ぶり。GR SPORTはかなり大きくなって、GRのバッジも付く

松:なんだかネガティブだね。とにかく乗ってごらん。
編:いいですよ。僕が運転ですよね。
松:そうそう、そういう企画だから。
編:それ、間違ってますよ。本来は松任谷さんが運転してしゃべる企画なんだから。
松:どっちだっていいじゃないか。とにかく行こうぜ。今日は晴れているから富士山が見えるかもだぜ。
編:クラブは持ちました?
松:もちろんだ。ついでに写真を撮るためにライカも持ってきたぜ。
編:カローラを撮るために?
松:だからやめなさいって、その発想。炎上するよ。
編:松任谷さん、知ってますよね? GRスポーツってGRとは違いますからね。BMWのMスポーツ、メルセデスのAMGパッケージなんかと並んで、GRではなくGR風ですから。
松:そうだな。それは知ってる。とにかく乗った乗った。
編:まあ、乗った印象は何の変哲もない、普通のカローラクロスですよね。あ、顔はちょっと違ったか……。
松:細かく見ればところどころ違うけどね。
編:エンジンはノーマルに比べて大きくなっているんですよね。
松:そうだね、これは2リッターのハイブリッド。
編:行きますよ。
松:どうぞ。

GR SPORTは専用のスポーツシートになるのがポイント。シルバーの加飾も専用であしらわれる

GR SPORTは専用のスポーツシートになるのがポイント。シルバーの加飾も専用であしらわれる

編:こんなこと言っちゃなんですが、走り出した途端、薄っぺらな感じがします。なんかサスペンションは柔らかそうなのに、路面の粒々感が分かっちゃうもん。
松:確かに低速ではがっちり感は少なめかもね。
編:ヴェゼルが全然上です。
松:ところが……なんだよ。
編:ちょっと踏みますよ……ほら。
松:何?
編:この音ですよ。安っぽい音。どうしてこういうの改善しないんだろ。
松:まあプリウスでもこういう音だからね。音のチューニングにはあまり興味がないのかもね。でもヴェゼルだってこんな音だぜ。
編:そうだったかな。でも乗り心地はあっちのほうがいいですよ。
松:そう言っていられるのはここまでだね。さあ、ペースを上げてみようぜ。
編:うーん、確かにちょっと良くなってきましたね。
松:足元の感覚がさ。
編:うーん、なるほど。
松:言葉にしなさいよ。
編:軽やかですね。フットワークが。
松:まるで、羽根みたいな軽さのスニーカーのようだと思わない?
編:まだ待ってください。ちょっとワインディングを走ってからにしてください。

アクセル&ブレーキペダルはアルミタイプ。スポーツマインドを駆り立ててくれるポイントだ

アクセル&ブレーキペダルはアルミタイプ。スポーツマインドを駆り立ててくれるポイントだ

■ワインディングを走って分かった走りの良さ


松:ワイディングだぜ。どう?
編:いいですね。
松:そんなに飛ばすなよ、つかまるぜ。
編:えーっ、こんなに良かったの?
松:だから言ったろ。名前やスペックだけで見えないものがあるんだって。
編:もう、ひらひら走れるじゃないですか。こんなクルマだったの?
松:そうなんだよ。この足はただ者じゃないよな。
編:それに結構パワーがある。
松:スポーツカーのように、というほどではないけど、充分以上あるよね。登りではともかく、下りではスポーツカーを追いかけ回せるぜ。
編:それに怖くないですね。安定してる。
松:形はSUVなのに、こうやって走っているとずっと低いクルマに乗っている感覚だろ。
編:いいなあ、これ。
松:それにスキッドコントロールの制御が素晴らしくて、多少オーバースピードでコーナーに突っ込んでも、クルマの方がうまーくコントロールしてくれるよね。
編:まあ、上手い人には余計なお世話なんですけどね。
松:俺なんかにはありがたいよ。
編:トヨタはここらへんの制御に個性がありますよね。実はランクルに乗った時にも同じような感覚になりました。
松:僕は好きだよ、これ。
編:初めてのゴルフ場に行く道とかで、おっと、なんてことが結構あるから、まあ、いいのかな、これで。
松:いや、これがいいんだよ。
編:それにしても、この足はいいです。しなやか。
松:このプライスにしてはかなり高級なダンパーでも使っているんじゃないかね。
編:そんな感じがしますよね。
松:それで、このプライスはリーズナブルだと思うんだけど。
編:クルマが分かっている人に見えますかね。
松:そうねえ、どこにでもあるようで、ないという……。
編:買っちゃおうかな。
松:たぶん、受注が多すぎて今は無理じゃないかな。
編:そんなあ……。

プラチナホワイトパールマイカの絶妙な色味が富士山とマッチ。ブラックとの2トーンはGT SPORTだけの専用カラーとなる

プラチナホワイトパールマイカの絶妙な色味が富士山とマッチ。ブラックとの2トーンはGT SPORTだけの専用カラーとなる

ベースは実用車だけに、積み方に工夫すれば後席を倒さずにゴルフバッグ3本を積むことができる。後席を片倒しすれば楽々だ(写真/ALBA編集部)

ベースは実用車だけに、積み方に工夫すれば後席を倒さずにゴルフバッグ3本を積むことができる。後席を片倒しすれば楽々だ(写真/ALBA編集部)

TOYOTA COROLLA CROSS GR SPORT
◆全長_全幅_全高:4460×1825×1600mm ◆車両重量:1500kg ◆エンジン形式:直4DOHC+モーター ◆総排気量:1986cc ◆エンジン最高出力:112kW(152ps)/6000rpm ◆エンジン最大トルク:188N・m(19.2kg-m)/4400-5200rpm ◆モーター最高出力:前83kW(113ps)/後30kW(41ps) ◆モーター最大トルク:前206N・m(21.0kg-m)/後84N・m(8.6kg-m) ◆ミッション:CVT ◆WLTCモード燃費:23.3km/ℓ ◆定員:5人 ◆価格:389.5万円

文・写真/松任谷正隆

◇ ◇ ◇

すべてに驚く超高級車!→関連記事で【走る応接間⁉ 最高のおもてなしを体現するレクサスLMの迫力に圧倒されまくり!】を掲載中

読まれています

関連サイト