実際のところ、ゴルファーはマスクを着けているのか、着けていないのか? ということで、603人のALBA.Net会員にゴルフ時のマスク着用事情について聞きました。
3割のゴルファーがマスクを着けてプレーしていた
マスクをしている 29%(177票)
そのほか 5%(28票)
※アンケート期間 6月25日〜7月1日 投票数603票 コメント数84件
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屋外のスポーツでもマスクは必要か
「持病をかかえる」、「ゴルフはエチケットが重視されるスポーツ。ゴルフ場スタッフやほかのゴルファーへの配慮」、「暑くても安全を優先」など、感染防止はゴルフ場でも当然という声が。そのほか、「外出時は常にしているせいでマスク部分が白く、(ほかが)日焼けしてバランスが悪くなった」、「マスク警察がいるため」と別の悩みも届きました。
この時期でも着用できるよう工夫している人も。手作りで冷感タイプ、梅雨用とマスクに工夫を凝らしています。「そのほか」の回答者にも、マスク代わりにランニング用のフェイスカバーを着用している人がいました。もともとスポーツ用に作られているため、息苦しさなど軽減されそうですね。
人との距離は取れる、息苦しい、熱中症が気になる
前述のマスク着用者も、そばに人がいなければマスクを外すと回答していましたが、「マスクをつけない」にも同じ感想がありました。代表的なのは「プレー直前までは着用しているがプレー中は(練習場でも)ほかの人と距離を取るよう注意している」などソーシャルディスタンスを意識したり、「クラブハウス内では着用」と使い分けをしている人がほとんどでした。
熱中症を危惧してマスクをしない人もいます。過去に経験しているためでしょう、「昨年熱中症になってちょっと怖い…。練習場では人の少ないお昼ごろから練習するようにして、1時間ほどで切り上げる。(打席も)前後2、3打席空いているところを」と、感染防止にもかなり気を配っています。
ストレスなくマスクを着けたい
コロナ禍での初開催と注目を浴びた先月の女子開幕戦「アース・モンダミンカップ」。話題のミズノ製「マウスカバー」を着けてプレーした原英莉花には、メディアからマスクに関する質問も。「めちゃくちゃ暑くて、どうかなと思ったけど、あってもいいかなと思って着けていました。キャディと相談したり近い距離になるので、着けておいた方が良い」と答え、マスクの色が豊富な点もお気に入りのポイントでした。
ゴルフのプレー時に同社の「マウスカバー」をつけることに関して同社広報は「日常で着けるためであって、スポーツ用ではありません」と回答。ミズノ製と聞くと、ついついスポーツ用をイメージしてしまいますね。スポーツ用の販売については、「先日も抽選販売を行ったばかり。欲しい方に製品が行き渡っておらず、まずは需要にこたえるのを第一に考えています。スポーツ用についてはまだ何とも…」とのことでした。
最近発売されたマスクを見てみると、「接触冷感」、「UVカット」、「吸湿速乾」、「花粉対策」、「抗菌・消臭」、「伸縮」、「洗える」など、どんどん新しい機能が追加されてきています。ゴルフウエアにも吸湿速乾、抗菌など優れた機能を兼ね備えたものがありますが、高機能なゴルフウエア素材を使ったメッシュ素材の夏用のマスクを人気ゴルフウェアブランドの受託製造を行うハマノクリエーション(東京都墨田区/03・6658・8901)が近日発売します。また、8月にはゴルフ時にも着用できそうなフェイスガード発売予定とのことです。
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