中国最初のゴルフ場
中国で最初のゴルフ場ができたのは1984年といわれ、広州から北京、そして上海へ伝わってきたとされます。
その後の経済成長を追い風に富裕層が増加。ゴルフ場も増えたことで、中国近代ゴルフは目を見張る発展を遂げています。
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中国人ゴルファーの印象は?
皆さん、中国人ゴルファーというと「金ピカのクラブを手にした富裕層」、いわゆる成金というイメージを持つ人も少なくないのではないでしょうか。
しかしこれは過去の話。
現在の、主要なゴルファー層は若いサラリーマンたちが占めています。
ギアの二極化
これは、成金がステータスのために高いクラブを買ってゴルフをしていた時代から、若いサラリーマンたちがゴルフをするようになったことを表す結果といえ、ギアもゴルフに初めて触れる人のためのセット、本当にゴルフが好きな人のための工房系と二極化しているのです。
15年前は遅れていたけれど・・・
最近になって、ようやく中間層がゴルフに接するようになってきてからは、日本を追い越すとまではいかないものの、本当の中国ゴルフ市場が形成され始め成熟期に差し掛かっていると感じます。
次回からは、日本から上海へゴルフに来る方のためのお役立ち情報のほか、すさまじいスピードで変化していく「中国ゴルフの過去・現在・そして未来」について取り上げていきます。
どうぞ、お楽しみに!
◇編集協力
上海創作商貿有限公司総経理/日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロ会員
森田 愁平