この大きな捻転差がつくれないゴルファーは、ほとんど例外なくカラダが硬い。捻転差が生まれないから、過度に腕を使ってしまうので、ヘッドスピードは出ないし、方向性も安定しない。
捻転差を大きくするには、骨盤を安定させ、上半身が上手くまわらなければならない。飛距離を伸ばすには、上半身と下半身が柔らかく連動する柔軟性が不可欠なのだ。そこで、飛距離アップに最適な「ストレッチ」を、Dr.ストレッチに教えてもらった。
肩と胸のストレッチ
これを2〜3セット繰り返して行う。
<効果のある部位>
胸、肩(肩甲骨)
<注意点>
・壁に近づきすぎてしまうとストレッチ効果が弱まる。壁に近づかないようにまっすぐ前に踏み出す。
肩と背中のストレッチ
<効果のある部位>
肩(肩甲骨)
コーチからのひとこと/日常生活の疲れをストレッチで解消
スポーツやトレーニングをするときは筋肉を使った、筋肉が疲れている、という意識があり、ケアをする人も多いと思いますが、日常生活だけでも筋肉は疲労しているのです。放置しておけば少しずつ筋肉が硬くなり、関節の可動域が狭まります。
その日の疲れをその日のうちに解消するイメージで、ストレッチを日常に取り入れましょう。その積み重ねがスイングにもいい効果を生むはずです。
1987年生まれ。埼玉県出身。株式会社フュービック所属。フィジカルフィットネスディビジョン、育成トレーナー。トップアスリートのカラダづくりをサポートするストレッチのスペシャリスト。全国120店舗のDr.ストレッチのトレーナー1000人以上の育成にあたる。
協力/ Dr.ストレッチ