だからこそ、朝のストレッチが重要だ。筋肉をしっかりと伸ばすことで刺激を与え、カラダを「目覚め」させる効果がある。もちろんケガの予防やスムーズなスイングにもストレッチは必要になる。
朝のウォーミングアップに最適な「動的ストレッチ」を、Dr.ストレッチに教えてもらった。
カラダの後ろ(背中・お尻・モモ裏)のストレッチ
<効果のある部位>
背中、お尻、モモの裏
<注意点>
・後ろの腕がまがらないようにしっかり伸ばす。
・腕につられて頭が起き上がらないように。頭の位置は一定にする。
カラダの前(腕、胸、肩、おなか)のストレッチ
<効果のある部位>
腕、胸、肩、背中、おなか(体幹)
<注意点>
・ヒザと腰をゆるめずに棒立ちの状態から回転させないように。腰やお尻がまわってしまい、体幹を伸ばせなくなってしまう。
コーチからのひとこと/動的ストレッチとは
今回紹介したのは、反動を利用し、カラダを動かしながら筋肉を伸ばす「動的ストレッチ」。筋肉に対して「これから負荷をかけるぞ」という合図を送ることができ、運動前のウォーミングアップに最適です。動的ストレッチを有効に活用して、寝起きのカラダをしっかりと刺激し、ケガを予防して軽快にプレーしましょう。
1987年生まれ。埼玉県出身。株式会社フュービック所属。フィジカルフィットネスディビジョンの育成トレーナー。トップアスリートのカラダづくりをサポートするストレッチのスペシャリスト。全国120店舗のDr.ストレッチのトレーナー1000人以上の育成にあたる。
協力/Dr.ストレッチ