【インタビュー】「カストロールレディス」共催社が想いを語る

　プロゴルファーというのは賞金がもらえるかどうか、さらにレギュラーツアーならシードを獲れるかどうか、と生活が懸かっています。ステップ・アップ・ツアーにしてもQTランキングが300位くらいまでついている中で、順位で試合に出られる選手は130位くらいまでです。それ以下の選手はステップすら中々出られない。今は18試合と数は年々増加していますが、だからといってアマチュアの枠をとってしまうと、優勝できたかもしれないプロが出られなくなります。その為、アマチュアの選手や関係者から推薦して欲しいという声をいただいていますが、プロにチャンスを与えてあげたいとお断りしています。「プロに賞金を稼ぐ場を提供する」というのが僕の基本的な考え方ですね。

■今大会の特徴の1つ、スタートアナウンスを社長自らやられていること出場選手を大事にされているように感じます

　第1回大会の2日目にテレビでスタートを見ているときに「あれやってみようかな」っていうような話を冗談でしていたら、隣にいた鈴木美重子さん（日本女子プロゴルフ協会副会長）が「社長やってみれば」と言われて始めたのがきっかけですね。そこからずっとやっています。

マル秘！小石社長のアナウンスメモ！

■気を付けていること、心がけていることはありますか

　選手の今年の成績だとか情報を多く入れてあげようと思っています。良い成績であればできる限り言ってあげたいですね。最終日であれば最終組に関してはアドリブで自分なりに話を付け加えてやっています。