澁澤莉絵留は同期から「パクった（笑）」練習法でパットの距離感向上！ 「カップオーバーで“お先”の距離に…」

＜Sky レディースABC杯 初日◇29日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県) ◇ 6590ヤード・パー72＞

ビッグトーナメントでの予選落ちの悔しさを無駄にはしない。澁澤莉絵留が、先週千葉で得た“収穫”を生かし2アンダー・4位タイと好発進した。そして新たにプロになった同級生に負けないプレーを、ここからも見せていく。

鬼滅の刃好きの澁澤莉絵留　お気に入りは善逸？【写真】

前半から4つのバーディを奪うスタートダッシュで、ラウンドを優位に進めた。後半に入り10番、11番で連続ボギー。さらにその後はパーを並べ、伸ばし切ることはできなかったが、そこまでの貯金を使い果たすことはなく首位と2打差と上々の滑り出しだ。

先週は、国内男女ツアー史上最高額となる賞金総額3億円がかかったレギュラツアーの「アース・モンダミンカップ」に出場。上位に入れば、第2回リランキングでその後の優先出場権が一気にあがり、さらにはシード争いも意識できる可能性もあった“一攫千金”の試合だったが、トータル5オーバーで予選落ちを喫した。もちろん悔しさは残るが、「休みをとれたとプラスに考えたい。疲れを残さずに入れました」と気持ちを切り替えプレーする。

だが、タダでは終われない。そのアース・モンダミン3日目に澁澤は、ギャラリーとして会場を訪れた。そこでは決勝を戦う選手たちのプレーではなく、主に練習の様子に注目したという。「パターを決めきることができなかったので、ほかの選手がどういう練習をしているのか、どんな器具を使っているのか、そういう部分を見ていました」。なかでも特に澁澤の目を引いたのが、その大会で2位に入ったプロ同期合格の西郷真央の練習法だったという。