■複雑なレイアウト 上がり3ホールまでの貯金がカギ
今大会は男子ツアーなども開催していた静岡カントリー浜岡コース。別コースのホールも一部採用する大会専用混合コースとなっている。そのため、ホールによっては2グリーンなどといった不規則なレイアウトとなるが、「総じてインコースはティショットで神経を使いそうです。フェアウェイのどちらかのサイドに落とさないと木がジャマでグリーンを狙えないという状況もあります。長いホールと短いホールのメリハリもあって、落とし場所がカギになります」と、戦略性の高いマネジメントとショット力が要求されそうだ。
「アウトコースはドライバーを使うことが多くて、セカンドの縦距離がポイント。海が近く風も吹きますし、大きく打ち下ろすホールや打ち上げのホールもありますので、セカンドが大事になってくるでしょう。全体的には複雑なレイアウトとなっています」。
大きなポイントは上がり3ホール。「16番は600ヤード近いパー5ですし、17番のパー3も戦略性が高い。18番も打ち上げのパー4でグリーンが小さいため難しいですね。15番までにいかにスコアをつくっていくか」と、最終日の優勝争いはおもしろい展開となりそうだ。
■注目はバースデーVを狙う竹山佳林
