米国男子ツアーのフェデックスカップ・プレーオフシリーズ最終戦「ツアー選手権」が開幕。その初日、松山英樹は4アンダーで首位タイ発進を見せた。
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松山は出だしの1番で2メートルにつけてバーディ発進を見せると、ボギーを1つ挟んで4番からは3連続バーディ。一気に上位に進出すると、同組のキム・シウ(韓国)と共にバックナインでもスコアを伸ばし4アンダーでフィニッシュ。リーダーボードの頂点に名を連ねて初日の戦いを終えた。
「スコア的には良かった」としながらも「(悩んでいる)ショットに光りは見えてない」と松山。「良くなるかなと思うきっかけがあったんですけど、それをやっているとドライバーが全然うまく打てなかったりとか、アイアンが打てなかったりとか、バラバラ。何をやったらいいか、まだショットに関しては分からない」と未だに闇の中だ。
逆に評価したのがバンカーショットとパッティング。最終18番パー5ではグリーン手前のバンカーから約1メートルにつけてバーディを奪うなど小技が冴えた。「バンカーとパターがここまでいいと、スコアがここまで伸びてくるのかなと。もうちょっとショットが良い当たりでフェアウェイに行くと、もっとピンにも狙っていけると思う。そういうところでもう少しかな」。最終戦を制する活路はショートゲームにありそうだ。