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元世界ナンバー1でさえも…プロゴルフ界は厳しい世界【舩越園子コラム】

元世界ナンバー1でさえも…プロゴルフ界は厳しい世界【舩越園子コラム】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2016年4月18日 11時58分

ドナルドの2012年以来のPGAツアー勝利はならず
ドナルドの2012年以来のPGAツアー勝利はならず (撮影:GettyImages)
 プロゴルフの世界は厳しいなあと、つくづく思う。ジョーダン・スピースが何の保証もないままノンメンバーとして米ツアーに挑戦し、瞬く間に世界一へと上り詰めていった姿を見れば、プロゴルフの世界は大きな夢が叶う素敵な場所だと思える。

勝者と敗者の残酷なコントラスト うつろな表情のスピース

 しかし、その一方で、先週のマスターズで喫したあの惜敗はスピースにとって耐えがたいほどの悔しさだったに違いない。

 天国と地獄。その両極をわずか数年の間に味わうのだから、よほど強靭なメンタルを持ち合わせていない限り、この世界で生き残ってはいけないだろう。帝王ジャック・ニクラスがわざわざスピースに激励のメッセージを送ったのは、ニクラス自身がその苛酷さを何度も痛感し、それを乗り越えることの大変さを熟知しているからこそ、スピースを励まさずにはいられなかったからだと思う。

 「マスターズを連覇した選手は過去にほんの数人しかいない。ジョーダンはその偉業を、しかも誰よりも若くして成し遂げようとして、そのすぐそばまで行ったのだから、キミの健闘は賞賛に値する。今回は敗北したけど、この経験はきっとキミの糧になる」(ニクラス)

 ニクラスの言う通り、モノは考えようだ。敗北を喫したとはいえ、マスターズのサンデーアフタヌーンに3年連続で優勝を本当に間近に感じながら戦ったことだけでも、スピースの健闘は大きな賞賛に値する。

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