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20歳代の中で奮闘する「老犬」たち【舩越園子コラム】

20歳代の中で奮闘する「老犬」たち【舩越園子コラム】

配信日時:2015年11月2日 12時01分

 そして今季。開幕第1戦のフライズコム・オープンでは23歳のルーキー、エミリアーノ・グリッロがデビュー戦で初優勝。開幕第2戦のシュライナーズホスピタル・オープンでは、これまたルーキーの23歳、スマイリー・カウフマンが初優勝を飾り、そして今大会では22歳のトーマスが初勝利。

 ここ7試合の優勝者がすべて20歳代で、しかも26歳のファウラーや27歳のデイがなにやら年上に見えるぐらいだから、35歳のスコットが自らを「老犬」と言いたくなるのも無理はない。

 だが、今大会にはスコット以外にも、必死の奮闘を見せていた「老犬」がいた。最後の最後までトーマスと勝利を競い合った32歳のケビン・ナだ。

 20歳代の優勝が続いているここ最近の数試合で、ナは毎回のように奮闘を続ける「老犬」だ。今季は開幕第1戦でグリッロにプレーオフで敗れて2位になり、第2戦はカウフマンに敗れて2位、そして今大会は3位に甘んじた。ナは昨年の今大会でも2位だった。松山英樹とプレーオフを戦った2014年のメモリアル・トーナメントは日本のファンもよく覚えていると思う。

 15年のキャリアにおいて2位が8回、3位が7回。それほどたくさん優勝争いをしてきたというのに、ナが飾った優勝は2011年のシュライナーズホスピタル・オープンの1勝のみだ。

 そんなナを眺めていて感心させられるのは、彼が常にグッドルーザーであること。松山に敗れたメモリアルのときは、18番グリーンから去っていくナと、なだれ込んでいく私たち日本メディアがすれ違う格好になった。そのときナは、すれ違いざまに声をかけてきた。

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