米国男子ツアープレーオフシリーズ第2戦「ドイツ銀行選手権」の最終日。首位と4打差でスタートした松山英樹はスコアを4つ落としトータル4アンダーの25位タイとなったものの、第3戦「BMW選手権」を待たずして30名が進出する最終戦「ザ・ツアー選手権」出場権をほぼ手中におさめた。
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18番ホールでは4パット。最終日はグリーンに悩まされた1日となったが、残りの戦いに向けて光も見えた。「ショットが徐々に良くなって来ているので、パットも今日は悪かったけど良い方向には向かっている。この内容でもっともっと試合を続けていけばもうちょっと優勝争いもできると思う」。つかんだ手応えは失速の悔しさを上回るものだった。
ツアー本格参戦2シーズン目も残すところあと2試合。今週はオープンウィーク、17日(木)から年間王者への戦いが再開される。最終戦の切符はほぼ手にしたものの、まだまだ満足はできない。「2年連続(最終戦に)入れたってことは嬉しいけど、そこに入るためにゴルフしているわけじゃない。優勝した方が嬉しいと思うし、嬉しさと悔しさと半々」。
「先週、今週から良くなっているものをしっかりと調整して、また再来週、優勝争いをバッチリできますってくらいの状態で入って行けたらいい」。今季掲げられていないカップだけを目指して。残り2試合フルスロットルだ。