タイガー、石川遼祭り!ウィンダム選手権フォトギャラリー
だが今年は、タイガー・ウッズの初出場でお祭り騒ぎとなり、そのウッズが首位へ浮上した2日目からは世界中から注目を浴びる大会と化した。ウッズがフェデックスカップランク187位を一気に上げて125位以内へ食い込むためには優勝以外に道はない。不調に喘ぎ続けてきたウッズが優勝する可能性は言うまでもなく低かったが、そのウッズが首位に立ったことで世界中のファンが奇跡を祈った。
しかし、ウッズは3日目から徐々に失速。最終日は11番の第3打をシャンクさせてトリプルボギーを喫し、続く12番もボギー。世界が祈った奇跡は、起こらなかった。
けれど、小さな可能性を信じ、奇跡を祈りながらこの大会に挑んでいたのはウッズだけではない。フェデックスカップランクでウッズの1つ上の186位にいたデービス・ラブも「今季のラストチャンス。最後の賭けだ」と思いながら、今大会にやってきた。
すでに51歳。昨年からチャンピオンズツアーにも参戦しているラブ。とはいえ、年齢やシニア入りが、イコール、米ツアーでの優勝を諦めるということにはならない。「もう1度、勝ちたい」という渇望は今なお彼の中にある。
