ワシントン州にあるチェンバーズベイGCで開催中の2015年のメジャー第2戦「全米オープン」。トータル1オーバーからスタートした松山英樹の3日目は2バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの“72”。スコアを2つ落としトータル3オーバーとなった。
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出だしの1番でバーディを奪い、8番まではなんとかパーで切り抜けていた松山だが、9番でこの日初のボギーとなると、後半11番も4mのパーパットを外してボギー。トータル2オーバーとなってしまう。
続く12番、13番はパーセーブとなるが、14番で“罠”につかまった。ティショットがフェアウェイバンカーに落ちると、「グリーンの右手前の傾斜を使えれば、チャンスが広がるかなと思ってちょっと無理をしすぎた」というセカンドショットはバンカーのアゴに引っかかり、ボールは再びバンカー内に。「あのミスをした時点で“6”は覚悟した。2回目はミスをしないように安全に出しました」という松山は7番アイアンをピッチングウェッジに持ち替え、脱出を優先するが、結果は4オン・2パットの“ダボ”。トータル4オーバーまでスコアを落としてしまう。
だが気持ちを切らさずにチャンスを伺い、16番、17番のバーディパットは紙一重。そして18番パー5では、2mのパットを沈めてこの日2つ目のバーディ。トータル3オーバーになり、明日につながる最終ホールとなった。