石川遼、2015年の戦いへ #2 PGA3年目の課題、改善ポイント
―2014年を振り返って
2014年は長い1年でしたね。1月から始まって、12月まで試合をずっと戦ってたので、非常に長いシーズンと感じました。その中で、どうしても波というものがつきものなんですけど、2013年に比べて、波が悪いほうにそこまでいかなかった。悪い時に耐えて予選通ってというのができて、ポイントを稼げてシード権を獲れた。そこが前のシーズンから成長できた点かなと思います。
例えばRBCヘリテイジで予選ラウンドの最終ホールでバーディを獲って予選を通ったというのがあったんですけど、その週はティショットが曲がってずっとラフばかりで、最終ホールもラフからセカンドでした。でも、ここでバーディを獲らないと予選通らないと思っていて、目の前の木を越えてバーディを獲れた。ああいう試合が多かったですね。予選カットラインの下から上がっていって予選を通るというのが多かったです。
今年(2014-15シーズン)の開幕からの2試合もそんな感じで予選通過してきたので、もう少し上位で予選を通れれば優勝争いにも加われるのかなと思う。
―あらためてシーズンの目標
2015年は、1試合1試合を大きな経験値となるように戦っていければと思います。テーマは「狙う」ということ。ターゲットに対してしっかり打っていくということをやっていきたい。