シリーズ2回目 マキロイ時代の検証 #2 新王者の持つ魅力とは
では、新たな時代を作る25歳の強さの秘密、魅力はどこにあるのか。海外を拠点に活動を続ける、プロゴルファーでゴルフアナリストのアンディー和田氏にその秘密を聞いた。(シリーズ3回目)
【今後の注目ポイント“マキロイ独走の時代が来るのか?”】
接戦を制した全米プロの大会後のインタビューでマキロイ自身は大会後の幸い運が味方をしてくれ、ラッキーな事が多かったと話していた。前組のファウラーが10番でバーディを獲り、マキロイよりも3打リードして迎えたマキロイの10番2打目は残り284ヤード。3番ウッドで打った球は狙ったラインよりも15ヤード左、予想したよりも10メートル低く飛んでいったが上手く寄ってイーグルを獲る事ができたという。
飛距離のアドバンテージ、高弾道のアイアンショット、強気の攻めのスタイル…だが、マキロイが今後メジャー競技を含め「一人勝ち」になるとはまだ考えにくいところ。