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【舩越園子コラム】行うは難し

【舩越園子コラム】行うは難し

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2014年1月13日 18時14分

 とはいえ、ウォーカーがこれまで歩んできた道程は長く険しい道だった。01年にプロ転向。下部ツアーで戦い始めて3年目だった04年に2勝を挙げ、05年に米ツアーにデビューしたが、シード落ちして下部ツアーへ逆戻り。さらに2年間、腕を磨き、08年から米ツアー復帰を果たした。が、それから6年も未勝利のまま長い長い年月を過ごし、ようやく今季になって初優勝と2勝目を続けざまに挙げた。

「辛抱強く耐えてきた」

 開口一番、そう語ったウォーカー。忍耐の日々は「言うは易し、行うは難し……」と感慨深げに振り返った姿が印象的だった。

 さて、同大会には開幕前に欠場した松山英樹を除くと、7名もの日本人選手が大挙して出場し、4名は予選落ち、1名はセカンドカットにひっかかって最終日には進めなかった。
そして、最終日。谷原秀人の優勝に日本のゴルフファンの期待が寄せられていたが、その谷原は8位タイ、今田竜二は20位タイ。

 この成績をどう見るかと問われたら、4日間をプレーできたのがわずか2名という割合は「あまりにも情けない」と答えるが、予選落ちした中で米ツアー選手は石川遼のみで、それ以外はスポンサー推薦でノープレッシャーの“お客さん”であったことを思えば、情けないと嘆く以前に、妥当な結果だと、ついつい頷いてしまう。

 逆に言えば、スポンサー推薦でノープレッシャーという状況にあった谷原が、優勝を狙える位置で最終日に挑み、トップ10に食い込んだことは驚きに値する大健闘だったと言える。このトップ10で再来週のファーマーズ・インシュアランス・オープンの出場資格を得たことも素晴らしい。

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