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【舩越園子コラム】松山と石川の「なぜ?」を考える

【舩越園子コラム】松山と石川の「なぜ?」を考える

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2013年10月14日 15時37分

いいスタートをしたが、最後まで持続できなかった松山(Photo by Robert Laberge/Getty Images)
いいスタートをしたが、最後まで持続できなかった松山(Photo by Robert Laberge/Getty Images)
 石川遼は首位と5打差、松山英樹は首位と6打差で迎えた最終日。どちらも逆転による米ツアー初優勝を狙える位置にいたことは間違いない。

遼、失速米ツアー初Vならず21位タイ…松山が3位タイ

 松山は1番をバーディー発進し、3番、6番、7番とさらなるバーディーを重ねて、首位との差を5打、4打、3打へと縮めていった。だが、その矢先、8番でフェアウエイから打った第2打をグリーン左奥へオーバーさせた。そして、第3打の寄せはグリーンに乗せられず、第4打のチップはピンに寄せ切れず、ショート。ボギーパットはなんとか沈めたけれど、せっかく流れに乗りかけたところで喫したこのボギーは痛かった。

 次なる9番(パー5)は初日も2日目も3日目もバーディーを奪ったホール。だが、8番で手痛いボギーを喫した松山は、一番大事な最終日に、このバーディーホールのティショットを大きく右に曲げ、ボールは赤杭の区域の中の泥でできた溝の中。水がなかったから、そのまま打ってフェアウエイに出し、なんとかパーを拾うことはできた。が、このホールのパーはボギーに匹敵してしまうようなパーであろう。

 結局、松山はせっかく作り出した好調の流れに8番でブレーキをかけ、9番で流れの方向を変えてしまった。「7番まではいい感じで目標をクリアしていたけど8番で流れが変わった」。それならば、なぜ流れは変わってしまったのだろう。なぜ松山はショットが好調だったにも関わらず。8番の第2打を突然グリーンの右奥までオーバーさせてしまったのだろう。「わかりません。それは、いまだにわからない」。本人も返答できずじまいとなった謎だ。

 石川も出だしは好調に見えた。2番、3番とバーディーを奪い、瞬間的には松山の上に飛び出した。が、5番でボギーを喫すると、8番、15番とボギーが続き、以後、バーディーは1つも取れないまま、彼の最終ラウンドは終わってしまった。

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