石川遼はマスターズ前ラスト試合予選落ち
その混戦を抜け出し、勝利を掴んだのは36歳の米国人、D.A.ポインツ。通算2勝目を挙げ、自身2度目となるオーガスタへの切符を掴み取った。
それにしてもポインツの今季の成績は9試合に出場して予選落ちが7回。不調が続いている石川遼をさらに上回るほどの不調だった。しかし、今週は一転して好調になり、あれよあれよという間に勝利に輝いた。
傍から見れば、「なぜ突然、良くなった?」と首を傾げたくなる急変異変だが、ポインツ自身にとっては決して驚くことではないのだそうだ。
「昔、二軍ツアーに出ていたときもそうだった。去年、この米ツアーで初優勝したときもそうだった。予選落ちや不調が続いている中で、タイミング良く誰かからアドバイスをもらうと、翌週には調子が良くなって優勝できる。今回も、まさにそうだった。どんなに不調が続いても、そうやって復活できる日を僕はただの一度も疑ったことない」