「ティショットは悪くなかったが、自分の狙ったところには行かなかった。ただしっかりと考えながらコースを回れた。完璧なゴルフはできなかったけど、スコアは伸ばすことができた」
ティオフしたのは、午前中の早い時間帯。風も穏やかで、スコアを伸ばすのには最高のコンディションだった。そんななか、ヤングは2番ホールで自身の全英オープン初のバーディを奪うと、6番までで4バーディ。さらに9番でも再びバーディをゲットして、フロントナインを「31」で締めくくった。
ゴルフ通が多いスコットランドのギャラリーからプレッシャーもあったはずだが、落ち着いたプレーに終始。後半もボギーフリーで、終わってみれば8アンダー、クラブハウスリーダーとして初日を終えた。5月の全米プロゴルフ選手権では優勝争いにも加わり、最終的には3位タイに食い込んでいる。
「メジャートーナメント、もしくは一般の米ツアーのイベントでも、上位の経験をすればするほど、それに慣れて落ち着くことができる。3〜4打差つけて今日が終わったとしても、緊張せずに寝られると思うよ」
「『64』は嬉しいし、初日トップに立てたのも嬉しい。しかしだからと言って、気持ちはさほど変わらないはずだ」
