そこでタイガーのプレーをじっと見つめたJT。「本当は見るよりもタイガーの話しを聞くことがとても面白かった。11番パー3(174ヤード)を3番ウッドで打ったことや、14番パー5(614ヤード)を2オンさせる攻め方とか、ものすごく興味深かった」と、開幕前にいいイメージを植え付けることができたようだ。
JTにとって全英オープンをセントアンドリュースをプレーするのは、これが初めての機会となる。「13年にダンヒルカップでプレーしたが、あれは10月。今週とはまるで違うコンディションだ」と硬く速くなったコースを警戒する。もっとも手強いのはバンカーで、「どの全英オープンよりも難しい。入れたら必ず1罰打になるような場所もある」と、ここを要注意ポイントに挙げる。
「日曜日の練習ラウンドでは、バンカーから5、6回打っても出ないところもあった」。ひたすらに繰り返し、本番に向かうしかない。2000年には、タイガーが4日間、一度もバンカーに入れずに勝利を果たした。「とにかく入れてはいけないバンカーにどうやって入れないか、それが重要だ」。虎視眈々と“打倒タイガー”に向けて戦略を練った。(文・武川玲子)
